「月刊コミックREX」にて連載中の作品です。
物語の舞台となる津州皇國は3種の人々から構成されており、主人公の三笠真清は、ネコミミとシッポが生えた「追那人」と呼ばれる人種です。彼らは、その独特な外見と少数民族であるがゆえに、大多数を占める秋津人から差別的な扱いを受けることが少なくありません。そんな中、真清は差別の目と戦いながら、士官の卵として、水軍の軍人を目指す、といったお話です。
一見、「可愛いネコミミ少年」というビジュアル面に目が行きがちだと思いますが、軟派な作品という訳ではありません。むしろ、軟派なのはあくまで外見だけで、内容は非常に深みのあるものという印象を受けました。特に、奥行きを感じさせる世界観や、水軍という舞台は興味深いですね。
主人公である真清は人種としてマイノリティであり、現在は逆境に置かれていますが、物語が進むにつれ、いずれはそれを克服するでしょうし、それを期待させるような魅力を持ったキャラクターだと思います。掴みは十分だと思いますので、今後はいかに、「主人公の成長」と「軍という舞台」を描いて行くかが焦点となるでしょう。
まだ始まったばかりではありますが、巻を重ねれば、漫画界の中で、面白い存在になりそうな気がします。
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