
©ロボいぬ ロボいぬ計画 2007 ロボいぬさんの同人誌です。今回は以下の7つの短編が収録されています。
・「sweets.」
甘いものが好きな犬青年が虫歯になってしまい、歯医者に行ったらとんでもないことになった、というお話。擬音が激しいです。4ページ。
・「分類少女わけ子」
既刊『RADIO ACTIVITY』に掲載された作品の続編です。何でも分類してしまう少女の活躍(?)と、意外な内面が描かれています。12ページ。
・「初メガネ」
視力が悪くなったのに、メガネを掛けないでいたら色々と災難に巻き込まれた、というお話。4ページ。
・「15才」
同じ道を歩んでいた双子が、高校入学を機に別々の道を歩むことになった寂しさを、端的に描いた作品です。4ページ。
・「夏のくま」
晩秋に出会った少女とくまが体験した不可思議な出来事を描いた作品。全く予想不能な展開です。5ページ。
・「博士と僕」
謎の道具を発掘した博士の助手が、夢で過去の人物と出会うというお話。歴史のロマンを感じさせる作品です。4ページ。
・「小宇宙旅行」
宇宙旅行中の2人の青年が、難民となっていた謎の宇宙人に遭遇するお話。予測不能な作品その2です。4ページ。
上記のほか、作品の合間に4コマ漫画「バカな2人」が5ページ分あります。
全体的に、ストーリー面でオチの弱さが見られ、従来の作品で見られたようなキレの良さが影を潜めている点は気になりますが、シュールでユニークな作品が手軽に楽しめる点、内容のバリエーションに富んでいる点はこの本の良さであると思います。ポイントは意外性にあり、です。
印象に残った作品は「15才」です。短いですが、哀愁漂うラストシーンが印象的でした。この本の中で一番のお勧めです。