週刊ヤングサンデーで不定期に掲載されている作品です。
幼少時から「死」への恐怖を植え付けることで、「生」の価値を強く意識させるための法律”国家繁栄維持法”の下、「死」を宿命付けられた人々が、”逝紙”と呼ばれる死亡予告証を受け取った後、残された最後の1日の行動を描いた作品です。
突然、「あなたは明日死にます」と言われれば誰でもショックを受けると思いますが、そのような終末的な状況の中で、登場する人物たちが、残された短い生をいかに送ったかが、じっくりと丁寧に描写されている点が特徴です。また、実に生々しいと申しましょうか、キャラクターたちの感情が作中に強く溢れており、感じ取る要素が非常に多い内容でした。
少々、エキセントリックな設定や、独特な絵柄は好みが分かれるところですが、生と死に向き合った興味深い作品としてご紹介させていただきます。