『シンドラーのリスト』

大戦中、ドイツ軍によるホロコーストから多くのユダヤ人を救った実業家・シンドラーを描いた作品。

率直に書きますと、「長くて重い映画」でした。そもそもの題材が非常に残酷なものですが、戦争がいかに人間を狂気に駆り立てるかを、その時、その場所で目の当たりにしているような気がしました。もちろん、これは映画ではあるのですが、描かれているシーンに近いことが過去にあった、というのはやはりショックでした。

作中、シンドラーが自身の非力さを悔いるシーンがありますが、それでも「1人でも世界を変えることはできる」というメッセージはとても印象に残りました。また、作品の最後に、シンドラーに救われ、現在も生存しているユダヤ人ご本人と、その方を演じた役者さんが一緒にシンドラーの墓に石を供えるシーンが記録されていますが、それが何よりも感動的だったと思います。

見るに当たっては少々、事前の覚悟が必要ですが、命の重さに関して非常に深く考えさせられる映画でした。

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『ショーシャンクの空に』

再見。多分、2度目です。

無実の罪で投獄されてしまった元銀行マンが、19年の歳月を経た末に脱獄するまでを描いた有名な映画です。好きな映画として挙げる方が結構多い(自身もそうですが)作品ですね。

最初は片手間に見たのですが、それでも印象は鮮烈でした。2度目でもそれは変わらず、やはり見応えのある内容でした。舞台が刑務所ですので、凄惨なシーンが少なからずあるのが難点ではありますが、その中でも希望を失わない主人公の姿勢や、彼を支える仲間の存在が好い味を出しています。

脚本の面で上手いと感じるのは、ストーリーに適度のアップダウンがある点です。それは様々な事件という形で主人公、あるいはその周辺に降りかかって来る訳ですが、飽きずに最後まで見ることができるでしょう。

舞台が舞台だけに、抑圧されてきた主人公が自由を取り戻すエンディングの爽快感は本当に最高です。奥の深い人間ドラマをお求めの方にお勧めです。

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